この記事は以下のような人におすすめ
- 学生時代に勉強した英語をもう一度学び直したい
- 「書く、訳す」ではなく「聞く、話す」に重点を置きたい方
- TOIEC等の資格取得ではなく、コミュニケーションの向上を重視したい方
学生時代の得意科目は英語!!英語テストはいつも高得点だったけど・・・
もう20年前の話です。当時大学受験を受けるために毎日10時間くらいは猛勉強していました。国立の歯学部に入れたので勉強はそれなりに自信がありました。特に数学と英語は得意科目で、この2教科は全国模試を受ければいつも偏差値70くらいはありました。
当時の英語はリスニングというものが基本的にはありませんでした。僕の3つくらい下の学年からセンター試験のリスニングが必須化されたと思います。猛勉強の末、とある模試で「あなたの記憶している推定英単語数は10000語くらいです」と診断されたこともあります。
大学在学中のある日のこと、友達と街中を歩いていると外国人の方に話しかけられることがありました。英語で話しかけられたのですが、まず相手が言っていることが聞き取れない、そして喋ろうとする英語が全く出てこない。他の友人もそれなりに勉強をしてきた連中ではありますが、しどろもどろして全く対応ができません。「ソーリー」といって、その場は終わりました。
あれだけ勉強をして、英単語も覚えて、関係代名詞だって理解しているのに“なんだこのざまは”と思いました。読み書きと会話というのは別物であると痛感をしました。
私たちは逆の勉強法をしている?
識字率という言葉があります。字の読み書きや文章を理解できる能力がある人の割合のことです。識字能力がない人は喋れないのでしょうか?そんなことはありません。「読み書きができないけど喋れる」というのはある意味自然です。しかし「読み書きできるけど喋れない」というのは異常なことなのです。赤ちゃんを見てください。まず喋ります。そして練習をすれば読み書きができるようになります。私たちは自然の流れに逆らった勉強法をしていたのです。言語とはそもそも喋ることが先で、その後に読み書きができるというのが自然であり、喋れるというベースがあった方がその後も上手くいくはずです。
15億人とコミュニュケーションが取れる
ということで僕はまずは会話を重視した勉強法を進めることにしました。それにどうせ英語を勉強するのであれば、英語で様々な外国人とコミュニケーションを取ることで、外国の文化や価値観に触れ、自分自身の経験値をアップさせたいなと思いました。インターネットの登場によりネット空間における国境はなくなり、簡単に世界中の人とコミュニケーションが取れる時代です。
英語話者は15億人とも言われています。日本語だけだと1億人ちょっと。是非とも英語をマスターして世界中の人と触れ合い、人生を豊かなものとしていきたいと思います。
コメント