最新!!コロナ禍のフィリピン旅行をざっくり解説

フィリピン、セブ

この記事に向いている人

  • フィリピンに海外旅行に行きたいが不安
  • 1ヶ月以内の短期で行きたい
  • ざっくりとした情報で全体像を把握したい

海外旅行に行きたいんだけど、コロナが完全に治まっていないし、まだ海外に行くのは早いかしら、、、

コロナウイルスが始まって2年半が経過しようとしています。今年のGWからはさまざまな規制も緩和され、海外旅行に行った人も多かったのではないでしょうか。一方で、不安で行動に移せていない人もいると思います。

今回GW期間中にフィリピン(セブ)に1週間行ってきましたので、その経験を皆さんにシェアしたいと思います。この記事を見て、従来の海外旅行と比べてどれくらい面倒なのかということを理解していただければと思います。

結論  準備が大変で、手間はかかるが、ハードル自体は高くない。

実際に経験してみて、準備は大変でした。しかしながら、一つずつこなしていけばそれほど難しいプロセスはありません。「書類準備や手続き等の事前準備くらいなら頑張ってやるよ」という人には海外旅行をお勧めします。

事前準備

まず事前の準備についてです。準備は順番が大事です。日程調整が重要になってくるので、順番を間違うと途中まで準備したことが台無しになる可能性があります。

ワクチン接種

海外旅行する際はワクチン接種は絶対条件です。ワクチンを打っていない人は海外に行く条件を満たせていません。2回までの接種でも海外渡航は可能ですが、3回目のワクチン接種が終わっている場合は日本に帰国した際に自主隔離が免除されるので、帰国後は非常に楽です。

航空券を購入(往復)

次に航空券の購入です。ビザなし、パスポートのみで観光されるのであれば、当然往復のチケットを購入されると思いますが、往復のチケットが必須になります。また1ヶ月以上の滞在は現時点ではできないということを覚えておけばOKだと思います。

海外保険に入る

海外旅行に行くときに海外保険に入るのは必須です。通常多くの人はクレジットカード付帯保険で賄うと思いますが、フィリピンをはじめ多くの国がクレジットカード分だけでは許可が降りないようです。別途海外保険に入る必要があり、フィリピンの場合は35,000ドル以上の補償が必要になります。

保険会社は有名どころであればどこでもOKだと思います。英文のものが必要ですが、ネットで契約して簡単に入手できるようになっています。僕はHIS保険を使用しました。

直前のPCR検査と証明書の取得

出国前48時間以内のPCRテストか出国前24時間以内の抗原抗体検査が必要で、英文の証明書が必要になります。木下グループが格安で行っており、現時点では証明書としては有効ですが、フィリピン政府が認めないという動きをする可能性はあります。基本的にはきちんと医療機関で必要なフォーマットで記載されたものが安心感はあります。

フィリピン政府が求めるアプリの取得

フィリピン政府は外国からの入国者に対して二つのアプリの取得義務を化しています。

one health pass

このアプリをフィリピン政府は重視しています。たくさん入力項目があって、個人情報を管理したいのでしょう。入力を済ませると最後にQRコードが出てきて、それを見せればフィリピンサイドが渡航者の個人情報をすぐ把握できるようになっています。

入国の際に必ずQRコードを見せるように求められるので、出国前に登録しましょう。入力項目にPCR検査の証明書の画像をアップロードする必要があるので、検査結果を取得した後に登録をする必要があります。

traze

trazeに関してはあまり重要ではないかと思います。フィリピン大使館のホームページには載っていますが、フィリピンに行って帰ってくるまで特に提示を求められたこともありませんでした。必要事項だけ入力し一応登録しておくという感じで良いと思います。

日本出国

搭乗時は事前に準備した書類を出せばOKです。どのタイミングでどの書類が必要かは覚えられないし、空港スタッフによって若干の対応が違うような気がします。前述した準備さえあれば、言われるがままに、必要書類を見せれば良いと思います。

搭乗前のチェックは日本人スタッフがいるので安心です。書類が揃っていればトラブルになることはないと思います。

フィリピン入国

問題は入国時です。入国時は英語での対応が必要です。英語が堪能でない場合は、どこに向かえば良いか迷う場面もあるかと思います。フィリピンの人は(悪気はないのですが)結構適当なところもあるので、こちらの訴えを聞こうという姿勢は感じません。一人のスタッフの言うことを信じるとよりも数人に確認したほうが良いかもしれません。

チェックは2段階でone health passのチェックと通常の入国審査。

まずone health passのチェックがなされます。QRコードを提示すれば向こうが読み取ってくれて、チェックをしてくれます。

次に通常の入国審査です。パスポートを見せて質問に答えて終わりです。観光目的で来たこと、滞在先が確定していることのチェックがなされたら終わります。

旅行中

旅行中に気にしなければならないことは二つです。

出国前72時間以内のPCR陰性証明書

日本に帰る際に出国前72時間以内のPCR陰性証明書が必要になります。つまり現地の病院に出向いてPCR検査を受けて証明書をもらう必要があります。

どこの病院が良いかは現地の日本大使館に聞けば良いと思います。最近はだいぶ旅行者も増えてきたので、ネットにもたくさんの情報があると思います。日本政府が推奨するフォーマットがあるため、そのフォーマットに沿った内容で証明書を書いてもらう必要がありますが、日本人が多く訪れる病院は事情をよく知っているので、そのような病院を選ぶと良いかもしれません。

以下は現地でのPCR検査の詳細です。

ファストトラック(日本政府が求めるアプリ)の取得

日本入国の際にこのアプリを取得していると、入国審査の流れがスムーズになります。アプリがなくても問題はないので、余裕がある方は登録したほうが良いと思います。one health passと同様に個人情報を事前にアプリで入力しておくと言う感じです。

フィリピン出国

フィリピン出国時は、事前のPCR陰性証明書があれば大丈夫です。

日本入国

日本入国時も事前のPCR陰性証明書があればOKです。前述したようにファストトラックというアプリを登録しておいた方が手続きが簡略化されます。

通常はすぐに入国審査に移ると思いますが、入国審査の前に少し時間を要します。健康チェックの書類とその場でPCR検査を受けて結果を待たなければならないので、正味1時間くらいの時間がかかります。

手続き自体はスタッフが日本人の方ですし、丁寧に誘導してくださるので安心できます

PCR陰性の結果が出た後に入国審査、荷物のチェックがありますが、これはすぐに終わります。

まとめ

最後にまとめです。

  • 事前の準備が少し大変だが、そこを乗り切れば大丈夫
  • 帰国前の現地でのPCR検査を忘れずに
  • 帰国に関しては、必要な準備や手続きもそれほどないし、なんとかなる

事前準備が若干大変ですが、準備さえ乗り切れば、大丈夫です。コロナが始まって以来我慢ばかりですから、久しぶりの海外を満喫するのも良いと思います。

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